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千葉営業所 乗務員の仕事

勤務体系や研修制度が整った日酸運輸で
乗務員として、今後も成長したい

PROFILE

出身地
千葉県
取材時の年齢
27歳
前職
乗務員(ケミカルタンクローリ)
スポーツ、クラブ活動歴
水泳(小学校)、卓球(中学)
趣味・余暇の過ごし方
熱帯魚飼育、家族で外出
好きな映画
『キングダム』
保有する資格
大型自動車免許、高圧ガス移動監視者
好きな言葉
「一生懸命生き抜く」

入社理由

安心して働ける会社として
日酸運輸を選択

前職では、ケミカルタンクローリの乗務員をやっていました。長距離輸送もあって家に帰れないことが多く、家事や育児の負担を妻一人に負わせていたことから、毎日帰宅できる仕事への転職を考えていました。日酸運輸については、勤務中に大陽日酸のロゴ入りのローリを目にすることがあり、同じタンクローリを運転する乗務員として気になっていました。調べてみると、産業ガストップカンパニーの大陽日酸グループの運輸会社で、運送会社としては規模が大きく、業務の品質が高いとの印象を持ちました。そんなことから次第に、「大陽日酸の看板を背負っているあのトラックに乗りたい」との気持ちが強くなり、募集広告を見つけるとすぐに応募しました。
実は、応募初回は不合格だったのですが、諦めきれず、再度応募して合格することができました。入社して驚いたのは、勤務体制や業務マニュアルがとてもしっかりしていることでした。毎日、帰宅時間も遅くならず、安心して勤務しています。

仕事内容

京葉工業地帯にある千葉営業所で
超低温液化ガスを配送

現在、千葉営業所において、ガスローリの乗務員として、日々、超低温液化ガスの配送業務を行っています。液化酸素・液化窒素・液化アルゴンを、病院や工場・ガスセンターに設置されている貯蔵タンクに収める仕事です。
千葉営業所の業務には、他の営業所にはない特徴があります。エリアである京葉工業地帯は石油や化学コンビナートが多く、そこで使用されているパイプやタンク内の窒素パージ(※1)をするニーズから、パージ車(※2)という特殊車両が2台配備されています。私は、まだ業務経験が浅いため、まだパージ車には乗っていませんが、これからはこの仕事も任されていくことになります。
千葉営業所は、当社の4つの営業所の中でも、液化アルゴンの取り扱い量が多いことも特徴で、配送するガスの約6割がアルゴンとなっています。アルゴンは、酸素や窒素と同様に空気から分離されて取り出されますが、空気中の含有量は約1%と少なく、大量に配送する場合、千葉のガスセンターからの輸送では間に合わないため、名古屋にある充てん所まで引き取りに行く必要があります。そのため長距離の乗務もあります。

  1. 窒素パージ:化学プラントなどの各種タンクやパイプ内に滞留したガスを不活性ガスの窒素を送り込んで置換する作業。
  2. パージ車:液化窒素タンクに昇圧・気化蒸発器を搭載した窒素パージ用の車両で、現場で窒素ガスを吐出することができる。

やりがい

しっかりと管理された仕事体系の中で、
日々、やりきる達成感

産業ガスの輸送先ユーザーは毎日変わります。初めて行く現場も多いですし、過去に行った現場でも他の現場から向かう場合は初めてのルートとなり、そういったルートを全て把握するのには苦労します。それでも、無事配送を完了し、乗務を終えた時は、仕事をやり遂げた達成感があります。
長距離の乗務では朝早い出社となりますが、日をまたぐ輸送はありません。日々、仕事を完結でき、翌日に持ち越すことがないので、清々しい気持ちで家に帰れるのもこの仕事の醍醐味だと思います。前職とは違い、毎日、家でぐっすりと睡眠を取れるので身体も楽です。長距離の乗務は大変ですが、勤務時間はきちんと管理されており、残業や休日勤務した場合は、それに見合う手当をいただいていますので、それもやりがいです。

苦労談

入社時の3回もの検定を
とまどいながら乗り越える

これまで数社の運送会社に在籍しましたが、そのほとんどに研修プログラムはありませんでした。当社に入社して驚いたのは、新人乗務員向けの研修プログラムが2年間にわたって整備されていたことです。新入社員研修後には、30日目、50日目、60日目と計3回もの見極め検定がありました。過去に勤務した運送会社で見極め検定を経験したことがなく、大変驚き、ビクビクしながら検定に挑んだことを覚えています。これをなんとか乗り越えることが出来たことは、今となってはとても良い経験になっています。
最初は研修期間ということで、先輩乗務員である教育係に同乗してもらいますが、4カ月で独り立ちして、一人で乗務するようになりました。配送するユーザーは毎日変わり、近距離の場合、1日に2カ所から3カ所に輸送します。新しいルートは今でも緊張しますが、マニュアルや地図で下調べをして準備することで、無事に配送を完了させています。一つひとつの乗務経験の積み重ねが、自身の成長につながっていることを実感しています。

学び

実地訓練を通して、
先輩からさまざまな知識を吸収

最初は覚えなければいけないことが多く、特に超低温液化ガス貯蔵の仕組みと、タンクローリの構造・操作法を理解することは基本となります。そのほかにも、納入先によって細かく決められたルールがあり、頭に入れなければいけないことは数多くあります。
研修期間中は教育係の方に同乗していただき、様々なユーザー先に行くことで、実地訓練を積み、一人でどこにでも行けるようになるまで指導してもらいます。現場で教えていただいたことは、すぐにメモし、分からないことは必ず質問して覚えていきました。教育係の方には、それぞれ得意分野や教え方があり、いろいろな知識ややり方を学ぶことができます。時には、怒られることもありましたが、丁寧に細かいところまで指導をいただき、今も感謝しています。

MESSAGE

私と一緒に日酸運輸を盛り上げていきましょう

現在、私は好きな運送業で好きなタンクローリに乗ることができ、毎日が充実しています。営業所長や先輩方も、折りに触れ声掛け頂くなど、面倒をみていただいているとの実感があります。同僚とも仲が良く、会社の雰囲気がいい、働きやすい環境です。そんな日酸運輸が好きで、大陽日酸のロゴが入ったローリを運転することに誇りを持っています。現在、私と同じ20代の乗務員が少ないので、今後は若い方が増えるといいですね。日酸運輸を、私と一緒に盛り上げてくれる方と、ぜひ働きたいです。

OFF TIME私の休日

2022年10月、妻と息子家族3人で横浜ズーラシアに遊びに行きました。2歳の息子が動物にハマっていて、色々な所に遊びに行きました。これからも妻と息子の楽しそうな姿を守るために、仕事も育児も精一杯頑張りたいと思います。

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